2019.07.12
こんばんわ!
メディカルアジュールの加藤です。
今回もWEBプロモーションのおはなしです。
プロモーションを行うにあたって忘れてはいけないのが
昔からある手法でどちらも似た名前ですが・・・
それぞれ考え方は大きく異なり、現代に通ずるものも多く含んでいます。
まず、メディアミックスについて
メディアミックスの特徴は、限られたメディアや広告予算の中でどれだけ多くのお客様の目に届けられるかどうかを重視した考え方を重んじる点です。
一つのメディアの中だけで伝えたいプロモーション内容を完結させる手法となり、
テレビならテレビ、雑誌なら雑誌それぞれのユーザーにのみ視点を当てたやり方となります。
一言で言えば「ユーザーは一つのメディアから情報を得ている」と言う考え方を軸としたやり方になります。
そして、クロスメディアについて
クロスメディアはメディアミックスとは異なり、複数のメディアを行き来してユーザーは情報を補完していると言う考え方になります。
わかりやすいもので言うと、TwitterやInstagramです。
200文字にも満たないテキストや数枚の写真だけで、その会社の情報や商品のことを完璧には理解できないですよね。
でも興味があれば、そこからリンクを踏んだり、商品名や会社名で検索してくれる人も出てきます。
今はすぐにスマホで調べられる時代ですから、
新聞や雑誌に掲載するときも、少ないスペースでいかに自社サービスに誘導するか考えることで
自主的にユーザーが検索してくれて広まりを見せてくれる。
そういった考え方に重きをおくのがクロスメディアです。
現在では、インターネットやスマホの普及に伴いクロスメディアが主流となっております。
よくCMで「〇〇で検索!」や「続きはWebで」など、誘導するような形式でプロモーションをしているのを目にすると思いますが、あれこそクロスメディアの一つの形なのです。
他にも例えばQRコードを貼り付けてユーザーが読み取ればプロモーション用のページが開いたり
宣伝用のトラックが街を走る光景など見たことある人もいるかもしれません。
それらもクロスメディアと言えます。
ただしクロスメディアが必ずしも良いとは限りません。
クロスメディアはプロモーションする情報が不十分になってしまうこともあり、正しくアピールできないまま無駄に広告費をかけてしまうこともあります。
また、自社のWebサイトなどにたどり着くまでにワンクッション置くため、検索をかけた際に別の競合にユーザーを奪われかねないと言うリスクもあります。
例えばバッグ+ブランド名+会社名で検索をかけたときに自社サイトが1番上に来ていなかったとします。
その状態でもしクロスメディア戦略でプロモーションをかけたら、自分たちがかけた広告費用で競合他社にアクセスが流れ、そっちのバッグが売れてしまうなんてことも考えられます。
メディアミックスは、メディアによって多少見せ方は変わっても主軸であるプロモーションサービスについては十分に、そして直接的に宣伝できる形を取っています。
同じものを発信していきます。
メディアミックスは、狭い範囲でありながらコンバージョン率の高さを維持するための手法
クロスメディアは、広い範囲からアクセスを取り効率的にプロモーションを行うための手法
自社のサービスや宣伝したいものがどちらに適しているかを考えることで、Webプロモーションの成功率は大きく変化しますので、慎重に判断したいものです。
WEB活用、ツール制作でお困りの場合は、是非ともメディカルアジュールへご相談下さい。
様々なWEBサイトの制作および、長期的なWEB活用の方法、社内でのITリテラシー向上に向けてのお手伝い致します。
メディカルアジュール 加藤 大雄
採用のお悩み、お聞かせください。
まずはお気軽に、採用に関するお悩みをお聞かせください。
状況やご予算に応じた最適なご提案をさせていただきます。