2020.09.20
こんにちは。
メディカルアジュール 加藤大雄です。
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検索結果や広告などを経由してWEBサイトに誘導したものの、ほとんど情報を見ないまま、すぐに「戻る」をクリックして逃げ出してしまう訪問者もいます。
これを「直帰」と言い、訪問者のうち、すぐに離脱してしまった人の割合を「直帰率」と言います。
せっかく訪ねてもらったのに、すぐに出て行かれてしまうのは、たどり着いたページの内容が魅力に乏しいからかもしれません。
そんなときは、少しでも多くの訪問者にWEBサイトにとどまってもらうため、「LPO」(ランディングページ最適化)という施策を打つ必要があります。
LPOとは文字通り、訪問者が自社webサイトにたどり着いた最初のページ(webマーケティング用語では「ランディングページ」と言います)の魅力を最適化することです。ランディングページにたどり着いた訪問者がすぐに出て行ってしまうのは、検索結果や広告を見て「より詳しく知りたい」と思った情報が載っていなかったり、ページのどこにあるのかがよくわからなかったりするからだと思われます。アクセス解析によって直帰率が高いことが判明した場合は、原因を追究して改善していく必要があります。
また直帰率は低くても、なかなか次のページに進んでもらえず、たった数ページ見ただけで離脱されてしまうケースも珍しくありません。
これはページの内容に問題があるときだけでなく、「どこをクリックすれば次のページに移れるのか?」という導線がはっきりしないときにも起こり得ます。
訪問者が1訪問あたり平均何ページを閲覧したのかを表す指標を「サイト内回遊率」と言いますが、これが低い場合は、それぞれのページから次のページへの導線が見やすい位置にあるか? 「クリックしてみたい」と思わせるような文章やデザインになっているかどうかなどを検討してみましょう。
入り口の「直帰率」、中間の「回遊率」とともに、最後にしっかりチェックしたいのは「コンバージョン率」です。
コンバージョンは「転換」を意味する言葉ですが、WEBマーケティングでは、訪問者がWebサイトの運営者にとって「期待通りの行動」をしてくれたときのことを言い表します。
例えば、訪ねてくれた人に「商品を買ってもらう」ことをサイト運営の目的とするのなら、実際に買ってもらったこと、「会員登録をしてほしい」というのが狙いなら、実際に登録したことがコンバージョンです。訪問者の総数に占めるコンバージョンした人の割合がコンバージョン率となります。一般にコンバージョンを達成するには、訪問者に商品購入や会員登録のためのエントリーフォームに入力してもらうことになりますが、入力の仕方がわかりにくかったり、項目が多すぎたりすると、せっかくフォームまでたどり着いたにもかかわらず、訪問者に離脱されてしまうこともあります。そこで検討したいのが「EFO」(エントリーフォーム最適化)という施策です。これは、入力の手間を極力減らし、より短い時間で正確に入力が完了できるようにエントリーフォームを改善する取り組みです。
これによって訪問者がストレスを感じることなくフォームに入力できるようになれば、コンバージョン率は上がり、サイト運営の本来の目的を達成しやすくなるはずです。
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