2019.08.13
こんばんわ。
メディカルアジュール加藤大雄です。
世間はお盆休み真っ最中ですね。皆様、良い休日をお過ごし下さい^ー^
さて、今回は開幕まで1年を切り東京はまさにオリンピックムードの中
それにまつわるお話をしたいと思います。
すでに多くの施設が作られ、一年前と言う段階からこれだけオリンピックの準備が進んでいる国はなかなかないとまで言われるくらいです。
(さすが日本です。おもてなしの精神)
日本の選手がどのような活躍をしてくれるのか楽しみではありますが、
その中で気になる話題が「東京オリンピック後の不景気説」です。
一般的にインフラ整備などを含め、オリンピック開催前まではどんどん景気が良くなる傾向にあります。
ですが、オリンピック閉幕が近づくにつれてその反動がきて景気が悪くなることがあります。
以前の1964年の東京オリンピックの時は、
その翌年にとんでもない不況の波が押し寄せ「昭和40年不況」とまで呼ばれるほどでした。
特にその当時打撃をくらったのが建設業者です。
オリンピック前まで伸びていた鉄鋼需要がガクッと減り、500億円もの負債を抱えて倒産する企業も含め、
その年の倒産数はオリンピック前に比べて3.5倍にまで増えました。
そのため今回のオリンピックの後も、景気は一気に落ちてしまうんじゃないかと懸念されています。
特に前回はそこまで発展していなかったITの分野への影響はどうなのでしょうか?
実は昔のオリンピックに比べて
1990年代から現代にかけてのオリンピックは過去の失敗を踏まえた施策が多く練られており
昭和40年不況のような落ち方は殆どしておりません。
唯一不況となってしまったのは2004年のアテネオリンピックだけです。
しかも、このアテネオリンピックの不況は開催による反動からくるものではなく、
ギリシャ危機と呼ばれる、財政赤字が公表していた数字よりも一気に膨らむことを明言したことから始まった一連の経済危機が原因でしたから、
オリンピック自体が大きな打撃になったわけではありません。
つまり、今回の東京オリンピックも過去の経験を活かしていけば、不況の波が押し寄せるようなリスクは少ないと言って良いのではないかと私は思います。
ただ、心配なのは・・・
今後のITの動き方を予測し、どのような困難が待ち受けるかが事細かく予想されているものになります。
この中にある「2025年の崖」と言う問題が、多くのIT企業を驚かせたことだと思います。
簡単に言えば、
それぞれの分野でそれぞれのシステムを構築してきた結果、そのシステムの管理ができなくなったり、再利用が不可能になり、ブラックボックス化してしまう可能性が高いと言う問題です。
つまり既存のシステムを扱いやすい、管理しやすい状態に今のうちからしていかなければ、いずれIT業界で倒産企業が何倍にもなる恐れがあると言うことです。
2025年と言うのは、この課題をそのままにしておいた場合に最大12兆円と言う経済損失が毎年発生し始める時期です。
質問です。
もしかしたらそのままだといずれパンクしてしまうかもしれません。
その波に飲まれないためにも
その時が来てから行動したのでは「2025年の崖」の波に飲まれかねませんから、オリンピック前で景気の良い今がチャンスとも言えます。
ITを取り扱える人材には限りがあります。
酷使してしまえば長く会社を継続していくのも難しくなります。
人材整備とシステム整理、この二つを今のうちから意識して「2025年の崖」を乗り越えていきましょう。
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メディカルアジュール 加藤 大雄
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